モンキーカスタム専門ショップR-STAGEのOVERバージョンデモカー製作奮闘記

TIPS

OVERバージョンデモカー製作奮闘記

日頃、各メーカーさんのカタログやWebに掲載されている車両やパーツの紹介を見ているのですが、 パッとしない車両が多いんですよね・・・・。 んでもって各メーカーさんにデモカーやブース出展用のマシン製作を、 R-STAGEでやらせてもらえませんか? と言うところから今回のマシン製作になったのです。 因みに話に耳を傾けてくれたのは「OVER」さんだけでした。 デモカーは、あえてモンキーらしさ、ノーマルルックを守って製作していますが、 エンジンはツインカムのバリバリ仕様です。

R-STAGEオリジナル砂型強化クランクケース
基本はここからです。 R-STAGEオリジナル砂型強化クランクケースを使用して、 エンジンを作ります
OVERロゴ
タンクにペイントする「OVER」さんのロゴを作成します
カッティングマシン
カッティングマシンでロゴをカットして、 ペイント用のマスキングシールを作ります。 この機械は非常に便利でシールなども作れたりします
タンクの下塗り
タンクの下塗り完了
フェンダーの下塗り
フェンダーの下塗りです
タンクとフェンダーの塗装
外装一式の塗装が完成
タンクとフェンダーのファイアーパターン
タンクには、 目立たないようなファイアーパターンを入れました
フェンダーのカラーリング
フェンダーもタンクに合わせたカラーリングです
タンクのファイアーパターン
前回作ったBIG1カラーとは別に、 今度はファイアーの入れ方を変えてみました
タンクのファイアーパターン
このファイアーは遠くからでは見えないです、 近付くとファイアーが塗装されている・・・ といった程度です
タンクとフェンダーのカラーリング
OVERさんのパーツとコラボするので、 カラーリング&ノーマルルックの雰囲気をイメージして、 製作していきます
グラインダーアート
これは、今回のマシンには採用しませんでしたが、 車の塗装で用いられる「グラインダーアート」と言う塗装です。 キャンディーを塗ると写真のような立体的な図柄が現れてきます
キタコのDOHCフルキット新製品
この度発表になったキタコのDOHCフルキットです。 オプションのSS用ピストンももちろん購入しました
キタコのDOHCフルキット
キタコさんのツインカムは初めてなので、 いろいろな部分の寸法を採寸しました
キタコのDOHCフルキット拡大写真
かなりコンパクトなヘッドなので、 ノーマルルック車両にはいい感じです
キタコのDOHCフルキット
これは既に組み込みした後の写真です。 どりよな性能を発揮してくれるか楽しみです
エンジン
デイトナのアウターローターを装着して、 エンジンの完成です
R-STAGEオリジナルマシン台
R-STAGEオリジナルのマシン台にフレームをセットして、 車両を組み込みしていきます。 このマシン台&エンジンテストベンチは、 常時販売しております。 あるととても便利です
ステムキット
ステムキットもOVERさんのゴールドをチョイスしました
フォークを入れるためのカラー図面
OVERさんのステム径は30φなので、 今回使用する武川さんの、 27φフォークを入れるためのカラーを作図しました
その図面を元にできたのがこのカラーセットです。 これも販売しています
カラー装着例1
カラー装着例2
カラー装着例3
カラー装着例4
カラー装着例5
カラー装着例6
カラー装着例7
カラー装着例8
カラー装着例9
シートとキャリア
シートやキャリアを仮組みして、 バランスを見ていきます
ホンダモンキー
ノーマルルックを基本としているので、 車高、全長が大きくならないように気をつけています
シートやキャリア
リヤ周りを組み込みしました。 OVERさんの8cmロングと、 デイトナさんの265mmサスです
シートやキャリア
フェンダーは、 デイトナさんの物をチョイスしました
デイトナのキャリサポと、OVERのスイングアーム
デイトナさんのキャリサポと、 OVERさんのスイングアームが干渉するので、 ボルトの一部を削りました
ホンダモンキー正面
フロントからの雰囲気ですが、 思ったようなコンパクトサイズでいけそうです。 こうやって見ると、 8cmロングのスイングアームが入っているようには見えないです
フロントタイヤとエンジンを外したホンダモンキー
基本となる純正BIG1と並べて撮影してみました
エンジンとシートとタンクを外したホンダモンキー
フロントフォークカラーが出来上がったので、 フロントフォーク関係を組み込みしました
ハンドルがバーハンドルだと、 どうしてもノーマルが崩れてくるので、 無理やりノーマルハンドルを装着しました
ホンダモンキーのフロント部分
フロントの全体のバランス調整です
ホンダモンキー
エンジンを搭載して下に下ろしてみましたが、 マフラーがパッとしないので、 ここでなにかアクセントが欲しいところです
ホンダモンキーのタンクとエンジン部分
オイルクーラーも、 当初武川さんのスリムラインでいこうと思いましたが、 貧弱だったので、 アールズ#6でオイルサーモも組み込みして、 エンジン周りの雰囲気を盛り上げました
ホンダモンキーの斜め前
だいぶ完成に近付いてきました
ホンダモンキーの左側
あとは微調整ぐらいでいけそうです
ホンダモンキーの右側
こちらはマフラー側から・・・
ホンダモンキーのタンクとエンジン部分
オイルサーモの取り付け位置に悩みましたが、 結局チェーン側にもってくることにしました
ホンダモンキー
完成です。 コンセプトはノーマルルック&8インチで、 前後ディスク仕様です
ホンダモンキータンクとエンジン部分
オイルサーモもコンパクトに収めました
ホンダモンキー
違う角度から撮影
ホンダモンキーのメーター周り
ハンドル周りです。 タコメーターはレースでも使用されている、 オッパマのデジタルタコメーターを使用しました
ホンダモンキーの正面
フロントからです
ホンダモンキーの右側
マフラーのサイレンサーに、 OVERエンブレムを取り付けてアクセントを出しました
ホンダモンキーのエンジン部分
右サイドカバーも取り付けして、 バランスを取りました
ホンダモンキー
キャリパーも、 フレームと同色で塗りました
ホンダモンキーヘッド
ヘッドには、 バルブクリアランスを計った数値を、 テープに貼って忘れないようにしておきます
ホンダモンキーの後ろ
リヤからのアングルで・・・・撮影
ホンダモンキーの右側
モンキーを真横から・・・
ホンダモンキーの正面
モンキーを正面から・・・
ホンダモンキーのエンジン部分
オイルサーモは、 ボディからはみ出ないように、 タンク下に取り付けました
ホンダモンキーのエンジン部分の後ろ斜めからの写真
アールズのフィッテイングが高くつきましたが、 ボディの雰囲気に、 アールズのフィッティングのカラーが、 マッチしていると思います
2台のホンダモンキー
OVERさんにマシンを送ったら、 早速カタログ撮影用に使ってくれるみたいです
2台のホンダモンキー
このカタログは6月に出るそーです。 今から楽しみです
モトモトの6月号
モトモトの6月号にうちの作ったバイクが掲載されました! 皆さんの反応が気になるところです

※モンキーのカスタムはいろいろありますが、 うちで一番多く言われるのが 「ノーマルルックを崩したくないんです」 と言うお客さんが結構多いのです。 それも年齢層が高いのもありますが、 基本的にモンキーのカワイイ感じを崩すのがもったいないんだと思います。 ピカピカのメッキや、アルマイトのギラギラ仕様、オールペイントによるカスタムカラー、 レーシーな仕様のマシンなどいろいろ見てきましたが、 やはり原点のスタイルに戻るのがいいのかもしれませんね(^^♪