モンキーカスタム専門ショップR-STAGEのGクラフト製6インチホイール用ディスクブレーキ化

TIPS

Gクラフト製6インチホイール用ディスクブレーキ化

以前から欲しかった 「6インチ用ディスクキット」です。 メーカーはこのキットを発表してくれないので、 当店で作りました。 主な構成部品は、 Gクラフト製6インチアルミホイール&武川製8インチノーマルフォーク用ディスクキットです。

ホイールとの干渉やフォークとの位置関係の図面
まずは、図面化です。 どの位置にディスクを装着して、 ホイールとの干渉やフォークとの位置関係を調べます
キャリパーとタイヤとホイールの位置の図面
キャリパー、タイヤ、ホイールの位置を決めていきます
ディスクを外に出すスペーサー
ディスクを外に出すスペーサーの図面化です
ディスクスペーサー
これが試作のディスクスペーサーです
武川製ハブとスペーサー
武川製ハブに、 スペーサーを取り付けた状態です
ノーマルフォーク
キャリパーサポートを、 ノーマルフォーク用で、 いくか武川製フォーク用でいくか、 いろいろ悩みましたが、 結局ノーマルフォーク用でいくことにしました。 写真は武川製フォーク用ですが、 こちらの方がタイヤのセンターが出しやすいので悩みました
タイヤ
仮組みしてだいたいの雰囲気を見ています。 違和感なく普通に取り付けされていることが絶対条件です。 写真のサポートだとタイヤのセンターが出ていません
タイヤとディスクキット
新たに加工を加えて、 最終的にディスクキットの構成パーツがこれらになりました
ディスクスペーサー
薄く加工したディスクスペーサーです
タイヤ
武川製ノーマルフォーク用キャリパーサポートに、 加工を加えて、 キャリパーをより外にセットできるようにしました
タイヤ
全体を組み付けた状態です。 タイヤのセンターも出てバッチリです
キャリパーとサポートとディスクとホイール
キャリパー、サポート、ディスク、ホイールの位置関係です
動画にて回転しているところを見てもらえれば、 だいたいの雰囲気が伝わると思います。 パッドも新品のモノを入れて位置関係を出しています。 一番苦労したのは・・・ 6インチと言う小さなホイールに、 ディスクキットを組み込むことです。 これを違和感の無いように取り付けしたかったのです。 欲しい人がいればいいんだけど・・・ モンキーを6インチにして、 小さいモンキーを作っている人は結構いるんですけどね。 ディスクにしてる人はあんまり見たことないです。

※エンジンの馬力アップに伴い、8インチ、10インチなどは、 ディスク化や足回り強化パーツが出ているのですが、 「6インチ」になると殆どの人がノーマルブレーキをそのまま付けているのが現状です。 エンジンパワーが上がるにつれてブレーキも強化したいと思い、 今回のディスク化をやってみました。 一般の人でもちょっとした加工で取り付けできるように、 考えながらやったつもりです。 詳しいことはお店まで電話、メールなどでお問い合わせください。 これらのディスクスペーサーやカラーを商品化していく予定です。