モンキーカスタム専門ショップR-STAGEのデイトナ湿式クラッチを油圧式に変更する方法

TIPS

デイトナ湿式クラッチを油圧式に変更する方法

クラッチレリーズシリンダー
今回油圧式にするにあたり、 デイトナから発売されている、 ドゥカティ用ハイドロクラッチマスターをチョイスしました。 理由は価格とデザインからです。
ピストン
マスターの裏側は、 こんな感じのピストンが付いています。 シールはピストン側にあるので、 アウター側の加工をする時にも、 気にせず加工できるので便利です。
クラッチカバー
まずは、 エンジンからクラッチカバーを取り外します。 デイトナのクラッチはカバーだけ外れるので、 加工には最適です。 因みに3大メーカーの中でも、 作りはデイトナさんの方が一番いいです。
クラッチカバー
裏面はこんな感じで、 ワイヤーにてレバーを動かし、 ラック&ピニオン式で中央のピストンが出入りします。
ハイドロクラッチの図面
まずは作図です。 これが一番手間です。 現物を採寸し図面に落していきます。 これはハイドロクラッチの図面です。
デイトナSPクラッチのカバーの図面
次に、 デイトナSPクラッチのカバーを作図しますが、 すべてを図面化しなくていいので、 必要部分のみ採寸して図面化します。
クラッチカバーの組立図
これが組立図です。 ここでどのような位置にセットして、 どの部分が干渉するかなどを検討します。
ハイドロ
図面をもとに、 製作者「フォージ」さんと打ち合わせを行い、 全周溶接にてハイドロを取り付けました。 オイル漏れの心配もこれで解決です。 溶接した時点で歪みがでるので、 ピストン挿入部分はホーニング加工してます。
ピストンのプッシュアダプター
ピストンにプッシュアダプターを取り付けて、 カバーの完成です。
デイトナクラッチ
デイトナクラッチの欠点は、 オイル交換の際、 側面から入れなければいけないので、 もともと、 クラッチレリーズアーム部分をオイル注入口にしました。 この部分をアールズのフィッティングを使用して、 ブリーザーにもすることは可能です。
エンジンのカバー
エンジンにカバーを取り付けました。 不自然さが無くカッコイイです。
エンジンにカバー
よくVT純正品を流用してネジ止めの、 油圧クラッチを見たりしますが、 いかにも取って付けたような感があるので、 R-STAGEではそんなことはしたくないと言うことから、 今回はこのような加工にしました。 因みにバンジョー位置はエンジンを車体に搭載した際、 地面と平行になる位置にしました。 これはオーナーさんからの要望です。
エンジンにカバー
バンジョー位置は自由になるので、 もうひとつのパネルは上向きに取り付けました。 この写真は横向き仕様で、 バンジョー位置が見える方向から撮影しました。