モンキーカスタム専門ショップR-STAGEの4Lモンキ-用 12Vハーネス加工手順

TIPS

4Lモンキ-用 12Vハーネス加工手順

この回路図のハーネスを作ります。
用意したのは、新品12Vモンキ-のメインハーネスと各色の0.75sqのカラー線、250型カプラー
とりあえず、邪魔な被覆をむしり取ります。
サイドスタンドスイッチのカプラーを切除します。
ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)から黄/黒の線を引き抜きます。
ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)の2極カプラの黒線は根元で切断します。
さっきのサイドスタンドスイッチのカプラを切り落としたあとに緑と緑/白の2本が残ります。この2本を接続すると、サイドスタンドスイッチの解除となります。
センス良く接続して、半田付けで補強し、ビニ-ルテープで絶縁処理をします。
こんな感じになります。
次は、バッテリ-のカプラ-の緑線をここで切断します。
バッテリ-のカプラ側の切断した線に、青い線を接続し、メインハーネス側の緑線には、同じ緑線を延長します。
次は、『エンジンと接続するカプラ』の延長上の黄線のこの位置を切断します。
『エンジンと接続するカプラ』側には黄色線を延長し、メインハーネス側の黄色線の方には、茶色線を延長します。(もちろん半田付けして、ビニテで絶縁します。
ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)の三極カプラをここで切断します。
切断して、線を引き抜くと、アース線が余るので、ここの位置で切除なのですが・・・
上記場所での切断では、素人っぽいので、ひと手間かけて、ここで切除しました。
さっき、切り取った3極カプラ-のもう一本は、イグニションコイルのアースなので・・・
最寄りのアース線(緑線)と、接続します。
ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)の赤色線をこの場所で切断します。
赤色線は、不要なので引き抜きます。
切断したメインハーネスをこの場所で黒色線と接続します。
純正の青いビニテで絶縁処理。
ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)の三極カプラの黒/白線と、先程、延長した茶色、黄色、青色、緑色の合計5色が、4Lモンキ-用のメインスイッチ用の接続ケーブルになります。
根元から10センチ位で切断します。丁度このくらいがベストかな?
これにカプラを付けますが・・・ 僕は、線を折って、ギボシを取りつけます。
ギボシ端子を取り付けました。 工具は、僕の大好きなクニペックス製の電工ペンチです。
メインキーの色に合わせて、カプラに先程の線を組みますが・・・
黄色線の相棒的な真ん中の黒線は僕の回路上では不要です。
絵心が無いのですが・・・こういう風に組みます。
ビニ-ルテープを復旧です。 住友製の商品管理タグと検査合格テープを再利用取り付けしました。 気分はフル純正!!!
純正に見えるけど…4Lモンキ-用の250型6極カプラが、付いてます。 あとは、実際の車体に取り付けてみて、長さを調整して、長くしたり、短くするだけです。

出来あがった改造ハーネスについての解説 ヘッドライトの中に収まる部分(一番前端)の2極カプラの黒線の加工について、特に加工の指示がなされていませんが、黒線は、バッテリーの+電源線となります。 社外のメ-タ-を増設時などの場合に使えるように予備として残してます。 不要の場合、配線加工時に根元から切除すれば、わずかでもヘッドライト内のクリアランス確保になります。 4Lモンキーの純正キーは、キーのON、OFFでアース回路の方がON、OFFとなり、 +電源は常時接続となります。 その為、現在の主要なハーネスと考え方が異なります。 また、12Vモンキーはヘッドライトが常時点灯に対し、4Lモンキーはライトスイッチが、メインキーに付いていますのでそれに対応するように配線加工しています。